作業療法士×就労支援 

就労移行支援事業所で働いているOTの忘備録です。

障がい者雇用率制度について

障がい者雇用率制度とは?

常時雇用している労働者数の、一定の割合の障がい者

雇用することを義務付けている制度。平たくいうと「社員数に応じた障がい者の方を

雇いなさいよ!」ということ。

障害者雇用促進法に基づいている。

ちなみに常時雇用の労働者が45.5人以上の民間企業では、雇用率は2.2%。

 

何のためにあるの?

障がい者の雇用を確保するため。

障がいがある方が働くということを「社会全体で支えていきましょう」という

趣旨かな。

 

守らない場合どうなるの?

罰金がある(足りない人数1人あたり月5万円!)結構な金額である。

このお金は雇用確保の助成金に使われます。

 

現状どのくらい守られているの?

平成29年の厚生労働省の結果では、達成している企業は50%。

つまり半分。

この数字をどう考えるか、私は意外なほど低いと思いました。

しかし雇用者数、雇用率とも増加傾向で、雇用されている障がい者数は

前年より2万1421人増えている!

 

以上。